完全に運で始まった私の副業ですが、開始して6ヶ月目で単月6桁になりました。初月の時点で年間20万円いきそうだな、と思っていましたが、こんなにすぐに税金のことを考えるとは思っていませんでした。結論めちゃくちゃ簡単でしたので、参考にしていただければと思います。
- サラリーマンでも青色申告できるのか
- 税務署はめんどくさそう
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どれくらい時間がかかるの?
上記のような疑問を解決できればと思います。
なぜなら、私自身が普通のサラリーマンで、税務署に行き、実際に申請してなんの問題もなく受理されたからです。
この記事では、一連の申請の流れを解説していきたいと思います。なお、今回の場合はサラリーマンをやりながら、副業で得た収入を事業収入にする前提で個人事業主として開業することを前提にしております。配偶者がおり、専業主婦(主夫)に青色専従者として給与を支払うところまではカバーしておりません。
この記事を読み終えることで、具体的な開業のイメージと、およその時間が把握できるようになります。
青色申告ってなに?
まず青色申告の定義から
青色申告とは、正規な簿記もしくは簡易な簿記に基づいて帳簿を記載し、その記帳から所得税及び法人税を計算して申告することである。青色申告ではない申告方法を白色申告と言う。 ウィキペディア
年間の所得が20万円を超える場合は白色申告または青色申告で必ず確定申告をしなければなりません。(不用品の販売による収益など、例外を除く)
私のケースでは副業開始時に月額のフィーが年間を通して20万円を超えそうであったのと、単純に30万円以下の経費(パソコンなど)をその年度で一括で償却したい(少額減価償却資産の特例)、家事按分を使って白色申告よりも有利に経費にしたい、という、しょーもない理由からでした。
ちなみに、経費として購入した償却資産には耐用年数が定められており、通常はその耐用年数を定率法か、定額法を採用して毎年経費として償却していきます。
翌年、翌々年に経費にできる売上が出ているかも不安だったので、今年だけ調子がいいのならば、できるだけ経費として計上して所得税として計算される金額を節税したい、耐用年数の計算がめんどくさい、と思ってしまうのが、私の考えでした。
税務署はめんどくさそう
結論、待ち時間だけです。書類は開業freeeを使って、アカウントを作成しました。(無料)
プリンターは持っていませんでしたので、開業freeeで生成されたpdfをUSBメモリに入れてコンビニで印刷し、マイナンバーカードの番号や開業日などを手書きで追記し、押印の上、税務署で持っていきました。
5人くらい並んでいたと思うのですが、紙を提出すると、こなれた感じでチェックされ(2点ほど私の記入漏れやミスがありましたw)、ハンコを押されて終わり。「え?」というほどあっという間でした。
こんなに簡単に個人事業主になれるんだったら、みんなやってみたらいいと思うのです(今回は触れませんが、失業した際の失業手当が受けられないなどのデメリットもあります)
どれくらい時間がかかるの
私の場合をまとめます。会社は半休をとりました。
10:00 - 10:30: 開業freeeで登録、pdfをUSBメモリに保存
10:30 - 10:45: 最寄りのコンビニへ行って印刷
10:45 - 11:00: コンビニのイートインスペースで追記、押印
11:00 - 11:30: 管轄の税務署まで移動
11:30 - 12:00: 窓口で番号を受け取り、順番がきたら提出
終わり
どうでしょうか? 半休を取得すれば半日で終わります。窓口が混んでいると、もう少し待って時間が掛かると思いますが、瞬殺です。
まとめ
サラリーマンでも青色申告を前提とした開業&個人事業主になることができる
半日で個人事業主になれる